猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その6



祖父岳からはまずハイマツ帯の下り。展望も良く快適。昨日はあんなに辛かったのに、景色が見えるのと見えないのでは天と地ほどの差があるな。
登ったり下ったりを繰り返して岩苔乗越の分岐に到着。祖父岳から歩いてきた道を振り返る。祖父岳への道の始まりはちょうど影がかかる場所。あんまり道っぽくないから迷いやすい。
岩苔乗越からワリモ北分岐へはなかなかの急登。ただ、距離は短く、朝一の体力のある時間帯ではそれほど苦にならない。
ワリモ北分岐からは歩いてきた祖父岳が大きく、立派に見える。祖父岳はあまり知られていない山だが、山容も景色も良くなかなか良い山だ。周りに名だたる名峰が無ければ百名山になってもおかしくないくらいだ。
ワリモ北分岐からワリモ・鷲羽方面へと進む。初めは傾斜も緩やかで快適な道。
ワリモ岳近くになると傾斜は強まり、だんだんと辛くなってくる。休憩がてら振り返った景色を楽しむ。なだらかな稜線の向うにどっしりとした水晶岳。ああ、あっちも登りたい。。。
ワリモ岳頂上付近は少し足場が悪い。頂上を巻く道は細く、谷側はガレの急斜面。落ちたらかなりの怪我をしそうだ。
頂上から鷲羽側はロープのある岩場。難しくはないので、なんの問題も無いが、視界が無いとき、荒天時は注意が必要だ。
ワリモから鷲羽はいったん下って登り返し。大体、30分くらい。
快晴の下、鷲羽登頂。頂上からは360度の展望が広がる。
北を見れば水晶から続く裏銀座の稜線。あの稜線を晴れて歩きたかった。
南西にはカールが一段と大きく存在感を放つ黒部五郎。ずいぶん遠い。今日あそこまで行けるかな?
谷を隔てて東には表銀座の稜線。鷲羽岳から見ると大天井も常念と同じくらい三角形をしてるな。
そして槍。鷲羽池との定番(らしい)のショット。槍は何と合わせても絵になる。本当に良い日に登れたな。


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裏銀座 2012年10月

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