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入道ヶ岳 2016年5月5日


5/5(木) 晴れ 自宅 → 椿大神社P → 井戸谷コース → 北の頭 → 入道ヶ岳
 → 二本松コース → 椿大神社P → 自宅


 入道ヶ岳は鈴鹿セブンマウンテンの中で最も標高が低く、気楽に登れる山。しかし展望はセブンマウンテンでも1、2を競うほど素晴らしい。怪我明けで軽く上るにはぴったりだった。
 今回登りに利用した井戸谷コースは最も人気が高いようで多くの登山者がいた。コースはよく整備され、途中からは展望にも恵まれる。下りに使った二本松コースは展望なく、あまりお勧めでない。下山向けか。


概略 最大標高差:705m、 体力度:小、 技術的難易度:易
 ・椿大神社には少し離れるが無料の大きい駐車場あり。
 ・井戸谷コースはよく整備され、道もわかりやすく、終盤は展望も恵まれ、おすすめ。
 ・二本松コースは展望がないが、傾斜は他より少し緩く、下山向け


鎖骨骨折でしばらく運動はできなかったが、医者の定期診断で、運動OKとの判断が出た。登山は?と聞くとOK。ザックは背負っていいか?と聞くと10kg位までならOKとのこと。

ショルダーハーネスが鎖骨に素晴らしくジャストミートで心配な気がするが、医者が言っているのだから間違いないだろう

ただ、いきなりハードなところはさすがに心配なので、かるーく登れる入道ヶ岳にした。

前回は宮妻峡から登ったので、今回は別なところから。展望のことを考えて、東側の椿大神社から登ることにした。登りは井戸谷コース、下りは二本松コースで周回。

珍しく、朝発。GWだが、高速は空いていた。椿大神社に着くと、登山者はちょっと離れたP3駐車場に止めるよう書かれていた。少しだけ遠いが、大したことない。無料で止めれるのだから感謝。なお、車は混んでなかった。
椿大神社Pであるから、登山口には神社がある。舗装路を5分程歩くと椿大神社。知らなかったが、なかなか立派。参拝客も多い。今日の安全と晴天をお願いして登山開始。
始めは舗装路を歩く。椿大神社の左(南)側の道だ。少し歩くと右に愛宕社へ向かう階段がある。北尾根コースはそっちに行くが、今日は井戸谷コースなので、愛宕社方面へは行かず、舗装路をそのまま進む。
しばらく行くと、砂利の広場にぶつかる。車が何台か止めてあり、トイレもあった。どうやら、ここまでは車で入って来れるようだ。ここに止めれば途中の退屈な舗装路歩きをカットできるな。

ここを河原方面へと曲がると二本松コース。帰りはここに帰ってくる。往路は井戸谷コースなので、ここも二本松方面へは行かず、まっすぐ進む。
舗装路はその後も続いたが、やがて登山道が始まる。
登山道は樹林帯の中の急登。怪我明けの鎖骨が少し気になる。
汗を書きながら進んでいくと、道は右にカーブし、沢沿いに進む。沢は涼しげで暑い日にはいい。
沢を渡ると、小さな小さな井戸谷避難小屋に着く。小屋というより小さな倉庫というのがあっている。いなばの物置の方がよっぽど立派だ。
さらに進むと、やがて沢は涸れ、頭上は樹林に覆われる。ちょうど新緑が美しい。
さらに進むと木々が切れ、開放的な笹原の谷となる。良いね、この景色が見たくてこのコースを選んだ。
振り返る景色も開放的で素敵だ。人気があるのもうなずける。
笹原になると程なく北の頭と入道ヶ岳をつなぐ道にぶつかる。まずは北の頭へこの景色を見に行く。久しぶりだね、鎌&御在所さん。
寒風吹き荒れる北の頭を後に、あの頂へ向かおう。
途中では馬酔木の新橙がきれいだった。この色合い、好きだ。
入道の頂上も風が冷たく、寒かった。風裏に行くと、北の頭であった、スウェーデンから日本に移り住んだ夫婦(奥さんは日本人)と再会した。やっぱり、暖かいとこがいいですよね。

カップ麺を食べると暑くなった。風さえなければ5月の日差しはとても暖かだ。食事のあとは下る予定の二本松尾根とその向こうに広がる四日市の景色を見ながらコーヒーを飲む。気持ちいがいい。やっぱ山は良いね。
しばしまったりした後下山。振り返る入道は青空によく映えていい感じだった。また来よう。
二本松コースは予想してたとはいえ、なかなかに展望がない。ひたすら下る下る。
やがて小さな避難小屋が現れる。ここも雨をしのぐ程度の内装。
避難小屋から程なく、滝谷や国見岳方面と椿大神社方面との分岐にぶつかる。これを椿大神社方面へ。
あたりの景色は低木から背の高い針葉樹に代わる。景色に変化があっていい。
信用樹林帯を進むとやがて砂の河原にぶつかる。前方には往路に見た車が止まっている広場が見える。なるほど、ここは砂防ダムの上だったんだな。
後は往路を戻るだけ。途中、椿大神社で登山の安全と晴天のお礼を言って神社を後に。登山道はしっかりしてたし、展望もぼちぼち楽しめ、満足で家路へ。

久しぶりの登山、鎖骨は少し痛んだが、問題ないレベル。順調に回復していることは嬉しい。だんだんとステップアップして早くテン泊登山を復活させたいな。


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