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筈ヶ岳、寧比曽岳
2014年3月3日


3/1(土) 曇り 自宅 → 金臓連峠登山口 → 筈ヶ岳 → 寧比曽岳 → 金蔵連登山口
 → 自宅


 愛知県で適度に登りごたえがあり、展望がある山はとても限られている。そんな数少ない山が寧比曽岳だが、今回利用した金蔵連峠からの道はほぼ展望が無く、あまり気持ちの良い道では無かった。標高差は小さいが、地味にアップダウンがあって体力作りには向いている。
 体力作り目的で無かったら1時間で登れる大多賀峠登山口がおすすめ。


概略 最大標高差:400m、 体力度:中、 技術的難易度:易
 ・登山口までの道路はところどころ積雪有。冬用装備が必要。
 ・登山口はトイレあるが古く、特に大はおっかない。事前に済ませることを勧める。
 ・筈ヶ岳は特に展望も無く、訪れなくても良いと思う。
ルート
ルート
(Google)

寧比曽岳 Mt.Nebiso


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アンダーシャツ fine track メリノスピンサーモ
シャツ ミズノ ブレスサーモトレイルシャツ
ミッドレイヤー(その1) ミズノ POLARTEC フリース(登りはじめと休憩時のみ)
ミッドレイヤー(その2) 無し
アウター(トップ) berghaus TEMPERANCE JACKET(登りはじめと休憩時のみ)
パンツ mont-bell ジオラインL.W.トランクス
スパッツ(インナー) CW-X スタビライクスロング 
ズボン TARAS BOULBA(タラスブルバ) 秋冬用
ミッドレイヤー(ボトム) 無し。
アウター(ボトム) 無し。
靴下 ミズノ ブレスサーモウール

LOWA クリスタロ X PRO GTX 
スパッツ(アウター) BlackDiamond アルパインゲイター L

雪山装備 アイゼン
ピッケル
ワカン、スノーシュー 無し


行動時
の服装
アンダーシャツ+シャツ+フリース(登り始めのみ)+アウタ
パンツ+スパッツ(インナー)+ズボン+膝サポーター
+スパッツ(アウター)




しばらく山に登らなかったことで落ちた体力をGWまでには戻しておきたい。毎週山に登って体力付けるぞと思ったは良いが、さっそく天気のイマイチな週末が来てしまった。

今週は山やめようかしらんと思ったが、GWまでそんなに時間ないし、やっぱ登りたい。

遠くまで行くほどではないので、近場で済まそうと調べる。正直、愛知の山に魅力を全く感じてないので、ネットで見てもピンとこなかったが、地元豊田の寧比曽岳という山が近くてほどほどの標高差なので決めた。

朝ちょっと早く起きて7:00出発。登山口には8:00に着いた。案外時間かかったな。
着替え、トイレを済ませ出発。歩き出しは登山道っぽい感じだったが、すぐに今回の特徴である風景に変わる。

樹林帯の中にあって不自然なくらい開けた空間。防火帯だ。
今回のルートはほとんどがこの防火帯だった。個人的には防火帯は明るくて好きなんだが、今回はちょっと多すぎたかな。

さて、そんな防火帯を進んでいくと林道にぶつかる。今回のルートは林道にぶつかることが多い。林道にぶつかると、そこまで来るまでこれたじゃないかというむなしさを感じるので嫌いだ。

林道にぶつかってさっそく登山道を見失う。前方には土手を挟んでさらに防火帯が続いており、さらに標識らしきものも見える。この土手を登るのかと違和感を感じたが、登れないことも無かったので登って先に進んだ。

でも、実際にはピンク線のように左に簡単に登れる道がついていた。まー、そりゃそうだろね。
天気もイマイチで特に人気がある山でも無いのでとても静か。朝は伸二郎以外に誰もおらず、ルートには森の住人のトレースがあるのみ。
その住人は少し進んだところにいた。近づくと恥ずかしがり屋なのか、森の中へ隠れてしまった。わかるかな?画面中央にいる可愛い住人が。
森の住人に出会えたことで少し幸せな気分になったが、相変わらず続く防火帯にその気分もだんだんと落ちてくる。ただ黙々と登る時間が続く。

金蔵連峠からの道は登りだしの標高が結構あるものの、細かなアップダウンが多く、案外疲れる。景色も見えないので結構キツイ。

ハッキリしたピークや目印も乏しく、なんだか単調だ。

ちょっとしたピークまで登ると、ベンチがあった。ここが831m地点かな?
このピークを過ぎると巻き道となり、アップダウンから解放される。
そのまま進むと再び林道にぶつかる。登山道はこれを左へ。
泥んこの林道をすこし進むと右斜めに防火帯が見えてきた。地図を見るとここを行けば良さそうだったが、標識は林道を行けと示してある。すこし悩んだが、林道を行くことにした。

が、結局、あとで防火帯を行けば良いとわかった。林道コースは回り道で特に良いことも無い。防火帯を行くことをお勧めする。
さて林道を選んでしまった伸二郎は登山道の入口を探しながら進んでいく。心配になったころようやく登山道の入口発見。階段のある登りを進んでいくと、
先程林道との分岐で進まなかった防火帯と合流する。やっぱ回り道してたんだな。登山コースの標識を防火帯につけといてくれよなー。
さて、防火帯に合流してからは再び防火帯登山。緩やかに登って行き、最後少し急登すると主稜線にぶつかる。ここは筈ヶ岳との分岐点でもある。時間もあるのでまずは筈ヶ岳に立ち寄る。
筈ヶ岳への道ももちろん防火帯。ちょっと幅が広いせいか、ここのは明るく、気持ちが良い。
分岐から10分もかからずに筈ヶ岳頂上到着。天気もいまいちで特に開けた場所でもなく、腹を満たしてその場を立ち去った。
分岐まで戻ってくると、主稜線を寧比曽岳方面へ。するといきなりの急降下。今までの登りの頑張りをすべて捨ててしまうかのような下りにがっかりしながら進む。
寧比曽岳への道はこんなん多い。下って林道にぶち当たり、登りかえして・・・なかなかがっかりな演出だ。
そんなかんなで進んでいくと前方にピークらしきものが見えてくる。寧比曽岳だろうか?まだ距離はあるが、だいぶ近づいてきた。もうひと頑張りだ。
アップダウンを繰り返してきた道はついに登り一辺倒になる。ついに寧比曽岳に取り付いたのだろう。雪の残る急傾斜の道はなかなかキツイ。
やっとこさ登りきると傾斜も緩くなる。雪は少し深くなったかな。
緩くなった傾斜の道を進んでいくと尾根が痩せてきてやがてちょっと広い寧比曽岳頂上に着いた。頂上にはベンチが沢山あったり東屋もあったりで休憩にぴったりだ。今日は天気が悪いが、展望もぼちぼち良さげで、天気さえよければ良い頂上なんだろう。
茶臼山方面の眺め。天気が良ければ南アルプスも見えるらしい。今回利用しなかった大多賀峠からの道なら1時間でここまで来れるようだし、ちょっとしたハイキングで南アルプスが見れるなら結構良いかもしれないな。
しばし休憩した後、往路を戻って金蔵連峠登山口へ。帰りも登り返しがあって疲れた。ホント、このコースはお勧めできないな。

天気も悪かったのが大きいと思うが、寧比曽岳に登るなら大多賀峠をお勧めする。


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