猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



合流地点からはちょっとの間急登。ピラミッドピークなる兜岩まで登る。
途中から木々が切れ、目指す兜岩が大きく迫ってくる。
兜岩からはなかなか良い景色。
頂上付近が気持ちの良さそうな稜線は白草山だろうか。一度行ってみたいな。
そして、目指す小秀山もはっきり見える。その向こうには御岳山。うーん、ちょっとネタバレ感的な感じ。最後にどどーんと出てきてくれると感動もひとしおだったが、まー、贅沢は言えん。
兜岩からは基本的にきついところはない。緩やかなアップダウンを繰り返し、頂上を目指す。ただし、高原という名前がいくつも出てくる地図の印象とは裏腹に、高原的なものは存在せず、樹林帯が多い。
それでも、高原と名前がついているところは視界が開け、退屈は余りしなくて済む。
そうそう、意外だったのが、コバイケイソウが多かったこと。高山にしか咲いてないもんだと思ってたからちょっと驚いた。
ぼちぼち進んでいくと、やがて頂上に着いた。頂上は案外開けてない。御岳どどーんと思ってたけど、違うのかな?

と思ってたら、看板の奥に何やら道があり、すぐに見晴らしの良い岩が現れた。なるほど、ここまで来ないといかんのね。
その岩には先客がいたので、時間つぶしの為に、頂上の避難小屋に行く。

ここは頂上も近く、ロケーションが良い。日帰りで登れるとこなので、わざわざ泊まることもない気がするが、星を見たかったり朝日、夕日を楽しみたい人にはいいかもしれない。
中はきれいだし、トイレもあるし、泊まる環境はとてもいい。
時間つぶしをして、頂上に戻ると、まだいたので、さらに周りの登山者と話したりして時間をつぶすと、ようやく先客がいなくなった。

良いね、この景色が見たかった。前の緑の稜線がいい味出してるじゃないか。
右を見れば緑の山々の向こうに中央アルプス。もう新緑には遅いが、それでも十二分に緑が綺麗だ。
しばしまったりした後、小秀山を後に。

兜岩から小秀山と御岳を振り返る。どちらも良い山だ。
今日は本当に良い天気だった。いつか白草山にもいくかな。
分岐まで戻り、三ノ谷へ進む。
三ノ谷は二ノ谷と異なり、傾斜が緩い。地図上では結構きつく見えるのだが、つづら折れになっており、傾斜が緩くなっているのだ。
ただ、その分、距離は長く、退屈だ。

途中、ギンリュウソウがあってちょっとほっこり。形が良いね。
辺りが植林っぽい感じになってくると林道は近い。
この小屋で登山道は終了。
いや、お疲れと行きたいところだが、ここから2kmの林道歩き。これが結構長く感じる。。。
ようやく登山口に着き、駐車場代を払うと、こんなものがもらえた。無事帰る。そうだね。それが一番大事なこと。帰りも気を付けよう。
2週続けて登った小秀山。美しい渓谷美と頂上からの御岳のまったりした眺めはなかなか良い。近場でどっか行きたい山という時にはお勧めの場所。


その1 | その2
小秀山 2016年6月 トップへ


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