猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その1



2週間前に敗れ去った乗鞍岳。ツボ足で埋まって敗退した前回の反省から、久しぶりにスノーシューを使うことに。しかし、前回のような深雪ではまだ浮力が足りていない。で、追加テイルを購入。

もっとガツンと面積増えても良かったが、ツボ足に比べれば雲泥の差。まー、良いでしょう。
ツボ足対策に加え、下りのボードでも対策が必要だった。下りはすいすいかと思いきや、パウダーでボードのノーズが埋まってしまったので、重心をもっと後ろにセットする必要があった。


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前回同様、ボードの滑りを確かめる為、伊那リに出向く。セットバックをいじりながら何度か滑って感触を確かめ、パウダー以外にも支障が無いセットバック+1cm(前回1.5→今回2.5cm)に決定。これで良いだろう。

出発の遅れ、セットバック調整なんかで遅くなり、夜飯は21:30に。お目当ての田村食堂はすでに終わっており、次なるお目当てとして選んだローメンの本家「萬里」も終わっていた。

ぬぅ、不覚。。。
ちくしょー、せっかく伊那に来て伊那名物を楽しめんのかと肩を落としていると、、萬里の横に「萬里のおやじの店」なるお店発見。

・・・萬里と同じ?
どうやら、萬里の人が飲みを兼ねた夜遅めの人たち用にやっているようなお店のようだ。そんじゃ、とりあえず入りますか。

こじんまりした店内はおやじでなくおばちゃんが切り盛りしていた。座敷で人も少なく、まったりくつろげる。
おばちゃんに聞くと、おすすめは餃子とのことで、メインのローメンと、餃子を注文した。

ぼんやり待っていると、おばちゃんが「豚頭(とんとう)」なる料理を持ってきてくれた。豚頭はその名の通り、豚の頭のお肉で、ローメンのスープのダシとして使われているんだとか。

おろしにんにく、七味、醤油をかけて食べる。味は臭みも無く、ニンニクが良いアクセントとなってなかなか美味しい。
お次に出てきたのは餃子。香ばしく焼き上げられて餃子はジューシーで、甘辛のタレがとても良く合い美味しかった。さすが、お勧めなだけある。
メインのローメンもとても美味しかった。臭みもなく、スープはコクがあり、ボリュームもあってお勧めだ。

お好みでおろしにんにくや酢などを入れるとまた違った味を楽しめる。少し食べてから味を変えて楽しんでみると良いだろう。
おばちゃんによると、昔は地元の羊の肉を使っていて、臭かったが、今はニュージーランドから肉を輸入していて、その肉が臭くないので、ローメンの特色であるマトンの臭いがなくなったのだそう。

ニュージーランドのはなんで臭くないんだろ?調べてみると、結局、産地でなく、羊の品種の問題とわかった。

昔地元で飼育されていた羊は「コリデール」「メリノー」といった羊毛目的の羊で肉が臭かったが、ニュージーランドから輸入しているのは「サフォーク」という食肉用の羊でこれが臭くないらしい。

同じ県内でジンギスカンを売りにしている信州新町の羊はサフォークでやはり臭みが少ないらしい。

雰囲気と味に満足してお店を出る。とても良かったから一度、本家萬里にも行ってみたいな。

夜飯後、再び移動。24:30に乗鞍スノーリゾートに着き、車中泊。季節外れの暖かな夜だった。


その1 | その2
乗鞍岳 2013年2月

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