猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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イタリア旅行 2008年2月
(ベネチア その1)


 朝靄の中、本土からなっがーい橋を通り、ベネチア本島へ。ここからは車の乗り入れ禁止なので、船でサンマルコまで行く。海をどんぶらこどんぶらこと行くと、両側に建物が見えてきた。どうやら運河に入ったみたいだ。霧の中で建物が海に浮かんでいるかのようでなかなか幻想的。

 やがて船はサンマルコ広場近くの停留所?に着いた。建物はどれもレトロで、運河沿いの風景は実に見事だ。サンマルコ広場に向かい、歩いていく。小さな運河に架かる橋をわたるたびに運河沿いの風景にちょっと見入る。いやー、ベネチアだねぇ。
ベネチア本島へは車の乗り入れ禁止。で、水上バスで行く。 広い運河?海?を進んで行くと朝霧の中に島と教会が見えた。神秘的。
ベネチア本島到着。海沿いの街並みがとてもおしゃれ。 運河。いやー、水の都っぽいねぇ。

 サンマルコ広場に着くと、まず初めにドゥカーレ宮殿を見学。ここは以前政庁だったところらしいが、宮殿全体が美術館・博物館といった感じだった。特に見事なのが天井画や壁画で、馬鹿でかい。個人的にはウフィッツエ美術館よりずっとお勧め。

 ドゥカーレ宮殿のあとはベネチアガラスの実演販売?ま、ツアーにはありがちなもんだな。ガラス職人の技は素晴しかったが、売り込む為の説明がくどい。説明が終わったら、マッハでその場を立ち去った。
ドゥカーレ宮殿は美術館。天井画が素晴しい。個人的にウフィッツェ美術館より良いと思う。 ベネチアグラス。色・形がとても綺麗な高級ガラス用品。特に赤色と金の組み合わせは美しく、値段も高い。

 マッハで立ち去ったのには訳がある。次の行動予定までに30分ほど自由時間があり、その間にぜひ鐘楼に上っておきたかったのだ。

 サンマルコ広場はやたらと鳩が多い。それもそのはず、鳩にあげるエサを売る人、それを買ってエサをあげてる人がいるからだ。すっかり人に慣れた鳩は人の手や肩に乗ったりしていた。良い記念写真になりそうだな。

 サンマルコ寺院は大きさこそそれほど大きくは無いが、形が独特でなかなか雰囲気がある。寺院の前に立つ3本の赤い柱も良いアクセントになっている。サンマルコ寺院は入場3ユーロで、中にはモザイク模様(色とりどりの石を組み合わせてつくった模様)やベネチアガラスを用いたシャンデリアなどが独特の雰囲気をかもし出している。
サンマルコ広場。右の鐘楼はエレベーターで展望室まで登れる。 サンマルコ広場は鳩がとても多い。無理も無い。エサやりの人が多いから。
サンマルコ広場はその名の通り「サンマルコ寺院」の前に広がる広場。サンマルコ寺院は入場料3ユーロ。

 鐘楼は空いていた。並んでるかと思っていただけにちょっと拍子抜けでちょっとうれしかった。入り口で9ユーロを払い、エレベータに乗る。展望室まではあっという間だった。展望室は窓ガラスが無い。そのために、雨が振り込みやすく、床は濡れていた。でも、おかげで、眺めは美しく、写真も撮りやすかった。

 展望室からはどの方向を見ても感動的だった。あいにく、霧がかかり、展望はもう一つきかなかったが、それでもレンガ色の屋根が続く街並みや、広い運河の向こうに浮かぶ島、眼下に広がるサンマルコ広場など、どれをとって見ても素晴しい。やっぱりここに来て良かった。
鐘楼よりサンマルコ寺院を望む。丸い屋根が不思議な感じ。 運河の向こうに見えるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。海に浮かぶ教会の島。
鐘楼からはベネチアの街の眺めが非常に良い。赤いレンガ屋根は曇り空の下でもとても美しかった。
サンマルコ広場を望む。下にいるときは気付かなかったが、へんてこりんな模様が描かれている。なんだろう。

 この日の昼飯はイカ墨のパスタとイカリングだった。イカ墨のパスタはちょっと楽しみにしていた。何せ、本場だから。で、味はどうだったかと言うと、ボチボチ。どうやらソースにトマトが入っているみたいで食べやすい味に仕立ててあった。これが本場の味かどうかは分からないが、こういう味付けもありかと思った。
ベネチアといえばイカ墨のパスタ、なのかな。食べやすいようにイカ墨にトマトが入ってた。ボチボチ。 イカリングみたいなものも食べた。柔らかくて美味しかったが、ちょっと塩っ辛かった。イタリア人は味付けが不得意?


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