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 2月中旬から3月上旬にかけて足助では中馬のおひなさん展示が行われる。これは足助の町の各家やお店で玄関などにおひなさんを飾り、観光客にも見てもらおうというもの。各家では特色のあるおひなさんや歴史あるおひなさんが多数あり、見ごたえがある。三河地方独特の土びなの展示もあり、一見の価値あり。
 また、足助の町は雰囲気のある通りが多く、そこを歩くのも良い。おじいさんが手作りで作り上げたからくりも魅力ある。
 2007年のおひなさん期間は2月11日〜3月11日(日)まで。

 駐車場に車を止め、足助の町に向かい歩き出す。ちょっと寒かったのでココストアに入り、あったかい飲み物を買おうとする。と、店の中にもおひなさんが飾ってあった。コンビにまでおひなさんがあるとはちょっと驚きだ。コンビニでほっとレモンを買い、通りを歩いていくと、早速おひなさんの看板があった。今日は寒いため、戸を閉めている家が多い。
 玄関の戸を開け、中に入ると、見事なおひなさんが飾ってある。いまどき、何段にもなる雛人形はあまり見ることが無いのでちょっと感動。普通と違うのはいつも見る雛人形に加えて、大きな人形があったりすることだ。大きな人形も雛人形なのだろうか?
 また、足助のおひなさんの特徴として、古い雛人形が多くあることだ。昭和初期、大正、明治時代の雛人形もあり、いまと違う表情や装いに興味が引かれた。
ココストアにも雛人形が飾ってあった。ちょっと面白い。 中馬のおひなさんは各家の玄関や通りに面した部屋に飾ってある。
大体がこのようなオーソドックスな雛人形が飾ってあるが、それでも大きな人形があったりと特色がある。 古い雛人形も多数見られた。100年以上前の雛人形も飾ってあった。保存状態が良いのは持ち主の努力だろう。

 オーソドックスな雛人形に加えて今風らしい創作雛人形もあった。これはこれでなかなか良いもんだ。全部一緒じゃつまらんから。また、2階に飾ってある家や、竹で作られた竹びなを飾ってある家もあり、飽きなくて良い。竹びなの近くにはかわいいワンコもいて、おひなさんに加え、観光客の目を楽しませてくれていた。
こんなかわいらしい雛人形もちらほら。飾りつけは各家庭で自由だから、見る方はいろいろな雛人形が楽しめて良い。 凝った創作雛人形もあって面白い。
これは竹でできた目面しい竹びな。細かな表情や服が作れない中で、誰だかわかる様にできてるのはお見事。
福々屋は2階におひなさんが飾ってあるのが珍しい。 竹びなの近くにいたかわいいワンちゃん。大人しく、人懐っこく、良い犬だった。

 レトロな看板が目印の鈴木商店は大正、明治の雛人形が飾ってあった。大正の雛人形は表情が柔らかく、好感が持てる。今の雛人形はちょっと澄まし過ぎだな。この雛人形みたいに笑ってたほうがずっと良く見えるのにな。
とってもレトロな鈴木商店もおひなさんが飾ってある。ここのおひなさんは明治、大正など歴史あるものだった。 鈴木商店の大正雛。表情がとても柔らかい。今作られている雛人形に無いよいところだ。

 おひんさん期間中はメインとなる新町、本町が休日に歩行者天国となる。車が来ないのでゆったり見物ができる。このあたりが一番観光客が多く、お店も多い。足助の町は古い建物が多くあり、ちょっと懐かしい雰囲気に包まれる。郵便ポストも今はあまり見ることが無い円柱形だったりとレトロ感を演出している。
 通りを行く観光客向けに路地であったかいお餅やいか焼きなどが売られていた。和菓子屋では三河地方のひな祭りに欠かせないいがまんじゅうがおすすめ。蒸した米粉で餡を包んだ饅頭に色付けしたもち米をかけたもの。彩が美しく、味もなかなか。
おひなさんをはじめてから、閑散としていた冬場の足助も、観光客でにぎわうようになった。観光戦略が上手いな。 これも観光用だろうか、あまり見られなくなった丸ポストも足助では健在。町並みに溶け込み、いい雰囲気だ。
いがまんじゅう。饅頭に色づけした米を載せた三河地方独特の雛菓子。1個126円。 ちょっと美味しそうだったのが焼き草もち。寒い季節、あったかい甘味はとっても魅力的だ。
 
 餅花が揺れる通りでかわいい猫ちゃんを発見した。マンリン書店の向かいのお店にいた猫ちゃんはとても人懐っこくてかわいらしかった。レトロな外観のマンリン書店にもおひなさんが飾ってあった。
 マンリン書店脇にはとても雰囲気のある小道がある。この小道を登りきった突き当たりを右に折れると、足助の町でとてもお勧めの場所がある。それはおじいさんが作ったからくり屋台だ。4年ほど前に来たとき初めて見つけたからくり屋台は非常に良くできており、また作っているおじいさんの人柄も良くてとても好きだ。
通りのいたるところでもち花が目に付いた。このもち花といい、ひなあられといい、ひな祭りは彩が素敵だ。 マンリン書店の向かいにいた猫ちゃん。とても人懐っこくてかわいらしい猫だった。
マンリン書店。ネオレトロとでも言おうか、新しいけど懐かしい感じのするお店。 書店の中にもおひなさんが飾られていた。ここのは土びなが多かった。
万厘書店の脇には黒壁の蔵の道がある。ここが足助でもっとも雰囲気ある場所。区間は短いがおすすめ。
蔵の道を登りきった右手にあるからくり。このからくりはおじいさんが作っているもので、とても良くできている。この日はおひなさん期間中ということで、いたるところにおひなさんがあった。このからくりが足助の町で一番のお勧めかな。

 本町区民館には中馬のおひなさんの売りのひとつ、”土びな”が飾ってある。土びなとは粘土でできたおひなさんで西三河地方と長野県が有名だ。土びなは普通の雛人形と異なり、武将物や歌舞伎役者などちょっと変わったモデルが主となる。また、男の子には女の土びなを、女の子には男の土びなを贈ったという。おひなさんは女の子だけのものではないらしい。
本間地区民間は美観整備かなにかによりとてもきれいになっていた。ここで土びなの展示が行われていた。 土びなとは三河地方独特の雛人形で、粘土で作られたもの。ここでは100年以上前のものもあった。
土びなは歴史上の有名な武将のものが多数あり、それらは女の子への贈り物とされていた。これは良い旦那にめぐり合えるようにとの願いが込められているとか。逆に男の子には女の人の土びなが贈られたそう。

 区民館を後にぶらぶらと歩いていくと、豊田信金の前に記念撮影スポット発見。おひなさん気分で写真が撮れるこの場所で記念写真をいかが。ちなみに足助信金のなかにもおひなさんが飾ってある。シャッター越しに見るおひなさんはどこか有名な美術館にある宝物みたいだ。
 そのほか、外人のおひなさん(普通の人形?)や紅葉時に人気のzizi工房のウィンナーなど興味をそそられるものがある。
記念撮影はここでしょう。豊田信用金庫前に記念撮影用の張りぼてがあります。顔を出して笑顔で写りましょう。 豊田信用金庫は休日でやってなかったが、お雛さんはシャッター越しに見えた。とっても価値があるものに見えるなぁ。
こんな変り種の雛人形もあった。外人さんの雛人形は目が青いせいか、ちょっと怖いような。好み分かれます。 zizi工房の屋台もあった。紅葉祭には大行列ができるzizi工房もここでは待たずに買えます。おひとついかが。

 この日は”足助のかじやさん”で食事を取った。ここはTVや雑誌などでよく紹介される店。なぜそんなに紹介されるかというと、ここの主人が歌をライブで聞かせてくれるライブ喫茶だから。この日も食事をしているお客さんの前で一曲披露していた。懐かしいフォークソングが聞きたい方にはお勧めだ。
 肝心の料理はというと、私的にはお勧めできない。味ち量がもうひとつと感じた。メニューによっては異なるかもしれないが、あくまでカフェの域といった気がする。普通にご飯を食べたいなら、別の店が良いかな。
お昼は足助のかじやさんのカフェで食べた。TVや雑誌などで有名だからという理由だ。 食べたのは五穀米ランチ。味はそれほど美味しく無かった。要改善かな〜。。。



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