猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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十津川、本宮

7月19日。
 朝6時半起床、天気は晴れ。今日は南を目指す予定だったが、谷瀬のつり橋にもう一度行くことにした。昨日の谷瀬までの道がなかなかよさげなので、景色が良く見える日中にもう一度行きたいと思ったからだ。途中にある本宮でくじを引いたら大吉。気をよくして谷瀬に向かう。

 谷瀬までの道は夕闇迫っていた昨日と違いとても素晴らしい景色を見せてくれた。道路わきの滝や、「絵の具を入れてんじゃなーい?」って思うぐらい緑の清流、深い谷など、どれもが素晴らしく、走っていて楽しい。やっぱ明るいうちに走んなきゃダメだね。
熊野本宮。熊野古道は全てここを目指す。 大吉。はじめてかも。
(上)R168脇にある滝
(右)R168、本宮町より十津川を望む。薄緑の清流が美しい。

 景色が良いと時間の経つのも早いもの。昨日は長く感じた谷瀬への道も今日は短く感じた。つり橋は休日の昼間とあって順番待ちができていた(一度に20人までしか渡れない)が、橋そのものは昨日と同じように楽しかった。

橋を渡った後、脇にある喫茶店で遅めの朝食をとる。頼んだのは紀州名物”めはり寿司”。ご飯を高菜などで包んだ寿司で、食べる際に口を大きく開き、その影響で目が張ってしまうことからこの名がついた。味はそんなに美味しくは感じなかった。好みが分かれる食べ物かな。
紀州名物”めはり寿司” 喫茶店からはつりばしが一望できる。

 喫茶店を後にし、来た道を戻る。川、ダムの水は太陽の高さが変化した影響か行きとはまた違った色をしていた。同じ景色でも行きと帰りでは感じ方が違うもの。ピストンルートもたまにはいいかなと感じた。

この日はかなりの暑さで、ついに耐え切れなくなったヘタレは涼を求め川に入る。川の水は程よく冷たく、水はすんでおり魚が溢れていた。子供のようにハシャギ、楽しい時間をすごす。熊野・十津川の川遊び、結構おすすめ。
時間とともに変化する水の色。自然は不思議。 ついに暑さに耐え切れず川へ。気持ちいい!
ゆったりとした十津川の流れ。悠久の時の流れをも感じれる。

 再びバイクにまたがり、海を目指す。新宮市までのR168は走りやすく風景も良い。そしてこの道の途中でメーターが”555555”を指した。”444444”は四万十、そして今回は熊野川と清流で迎えられて、ヘタレもこいつ(バイク)もとても幸せだ。次もきっと美しい景色の中で迎えられるんだろな。

R168沿いにあった山。柱状節理くさい感じ。 555555

ツーリングデータ
熊野本宮 場所 和歌山県東牟婁郡本宮町
特徴 全ての熊野古道が目指した神社。世界遺産。
料金 無料
リンク http://www.hongu.jp/
谷瀬の吊橋 場所 奈良県吉野郡十津川村谷瀬
特徴 長さ297m、高さ54mの日本最大の吊橋。スリル満点。お勧め。
料金 バイク:100円(橋のすぐ隣のバイク駐車場は無料)、車500円
リンク http://www.vill.totsukawa.nara.jp/main_kankou.html
熊野川(十津川)
十津川村〜新宮
場所 奈良県、和歌山県
特徴 南紀最大の河川。ゆったりとした清流は四万十と似ている。個人的には四万十より良かったと感じた。水の色は美しい緑色で日の光により刻々と変化する。
めはり寿司 特徴 紀伊半島中部から南部にかけて伝わる、ご飯を高菜などで包んだもの。昔はとても大きなものであったため食べるとき口を思いっきりひろげて食べた。その際目が張ってしまうことからその名がついたとされる。味は”高菜をご飯で包んだもの”そのまんまです。




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